2012年9月27日

何気ない1日 (Usual day)


皆様ごきげんいかがですか? つい先日までの猛暑が嘘のように突然に秋になってしまいました。夏が大好きな私は夏の終わりをいつも寂しいと感じるのですが今年はこの涼しさにホッとしています。 先週は3つのセミナーが開催されお店でゆっくり仕事をするいとまもなくばたばたしていましたが今週は週末までセミナーもなくゆったり仕事ができて楽しい毎日を過ごしています。何かに感動したり、人との会話を楽しむにはやはり心の余裕が必要ですね。

お昼ごはんの準備をしているときにガラス越しにみえる外の景色が綺麗で思わず写真をとりました。写真には写らなかったけれどマグカップの中のお茶から白い湯気があがり幸せな1枚の絵が出来上がっていました。 こんな風に仕事ができることって嬉しいなと思います。


2012年9月23日

Cembalo Concert (坂井桂子チェンバロコンサート)

以前からハウス オブ ポタリーのスタッフの坂井桂子さんのコンサートを開催したいと思っていました。音楽家として忙しく活動をしていらっしゃるのでなかなか実現しませんでしたが今回初めてチェンバロよりも小振りなヴァージナルという楽器をお借りすることができ小さなコンサートを開くことが出来ました。

 小さな可愛い ヴァージナルが運び込まれました。
坂井さんの知人、八王子在住の山野辺暁彦氏の手によるハンドメイドの作品です。丁寧に制作されており内部の隅々まで美しい楽器です。色もポタリーのテーマカラーにぴったりのシャビーなグリーンでした。 お隣のお花屋さん、リオンのオーナーより坂井さんに小さなブーケのコサージュが届きました。お花の色と楽器がぴったり。素敵さが倍増しました。









足の部分に小さなエンジェルがついていて思わずにっこりしてしまいました。

日暮れ時になりキャンドルに灯がつけられました。
今夜はキャンドルナイト。キャンドルの光だけで過ごしたいと思います。

キャンドルの灯りだけで坂井さんが最後の調律をしております。小さな楽器なのに澄んだ美しい音が響き別世界に来たような雰囲気です。











 曲目の紹介を丁寧にしてくださりました。生でチェンバロの演奏を聞く機会は少ないので本当に貴重な体験でした。イギリスを意識してイギリスの作曲家バードのものを主に弾いてくださいました。







 坂井さんが弾き始めると皆さんうっとり。中世の楽器で中世の音楽を聴きながら豊かな一時を過ごしました。








 演奏会の合間にお食事も楽しみの一つですね。










 参加してくださったゲストは皆さん長年のハウス オブ ポタリーの知人の方たち。

見知ったお顔を見ながら坂井さんは無心に弾いてくださいました。あの小さな楽器からこんなに沢山の音がでるのかと感動しました。





演奏会の後はお祭りの後のようにちょっと寂しいですね。また企画をいたします。

遠いところからご参加いただきありがとうございました。










一番熱心にうっとりと聞いてくださっていました。
ありがとう!









今回のホームコンサートは初めての試みでしたので右往左往することもございましたが私たち主催者が心から楽しむことができました。音楽は人間が生み出したもののなかで一番美しく心癒されるものですね。坂井さん、本当にありがとうございました。


Pottery Events (イベントのお話)

今週は3回のイベントがありました。
1回目の野田清美さんのマクロビ教室はすでにUPしましたが昨日までに開催した2つのイベントのご報告をいたします。


2回目はNY在住の上野朝子さんの1DAY POP UP SHOPと私(荻野洋子)とのトークイベントです。
今年の3月にポタリーで初めて1day shopをしたときも雨でしたが今回も朝から雨模様のお天気でした。でもいつも通り遠くから沢山の人たちが集まってくださいました。

朝子さんとのトークイベントは今回が初めて。帰国するたびに会っておしゃべりをしているのに改まってNYのことやLONDONのことをSubjectを決めて話すのは新鮮でした。NYとLONDONのマーケット情報やフードのことなど盛りだくさんで1時間半の時間はあっという間でした。朝子さんのセンスで撮られた何気ない写真から沢山の話題が飛び出しました。



朝子さんのPOP UP SHOP は本日は茅ヶ崎で開催されました。こののちも京都へ移動します。詳しくはサザンアクセンツのホームページをご覧ください。


2012年9月20日

POP UP SHOP (上野朝子ポップアップショップ)



NEW YORK在住の上野朝子さんのONE DAY SHOPをハウス オブ ポタリーにて開催いたします。
日時: 9月21日金曜日 10:00~18:00

NYで大人気のブランドmatta(マッタ)のボンボンストールやお洋服、アクセサリーなど多数出品いたします。
誠に恐れ入りますが当日は現金のみでのお会計になります。CARDは使用できませんのでよろしくお願い申し上げます。


また13:00~14:30までポタリーティールームにて上野朝子&荻野洋子のトークショーを行います。NEWYORK とLONDONのライフスタイルについて対談形式にてお話いたします。
当日は朝子さんの秘蔵の写真集で制作されたポストカードも販売いたします。

POSTCARDS (SET OF 6) 1200yen 
トークショー参加費:3,150 yen (ドリンク付き)

皆様のご来店を心よりお待ちしております。 See you tomorrow!

Macrobiotic Cooking (マクロビお料理教室)

皆様ご機嫌いかがですか?
Londonから戻って早くも1週間が過ぎました。今週に入ってから一日おきにお店でイベントがあり忙しくも楽しい日々を送っております。
さて、今日は昨日開催されたマクロビお料理教室の様子をレポートいたします。

 
NY在住の野田清美先生。当日は大きなバックに野菜中心の食材をどっさり入れて悪天候のなか鎌倉山までお出かけ下さいました。
 
参加なさった方たちもマクロビ初心者ばかり。どんなお料理を作るのか楽しみです。ひとりひとりの自己紹介後に作業にかかります。

出来上がったお料理は穀物と野菜中心でした。お砂糖はもちろん調味料も使用せずにあっさりと料理されていたのに素材の甘みがほんのりとでた上品な味付けに皆大満足でした。

menu:
 豆腐と海藻のベジタリアンポケ 全粒穀物とお野菜のサラダ風ごはん 野菜の塩麹ハーブスープ  パイナップルのプレスサラダ  ドライマンゴーのプリン

野田清美さんは1年に2~3回帰国なされます。次回はアロマオイルで基礎化粧品を作る講座を予定しております。また時期が参りましたら皆様へお知らせいたしますね。
     

 
 



 
 
 
 

2012年9月13日

Hello from England (イギリスからの便り)


皆さまこんにちは。イギリスの今朝のお天気は晴れ。7時の気温は13度です。今回の旅も今日で終わり今から荷造りをして空港へ向かいます。朝早いので朝ごはんはヒースローについてからいただこうと思っています。 イギリスでの最後のお食事はいつものサンドイッチです。 Quick Bite (軽食)のカフェでいただく簡単なサンドイッチとお茶なのにとても美味しくて旅の小さな楽しみになっています。 1パック400円から500円くらいで沢山の種類のなかから好きなものを選べます。私が大好きなものはスモークチキンとトマトのサンドイッチ。もちろんパンはブラウンブレッドです。

ではまた鎌倉山で皆さまにお目にかかれること楽しみにしております。
残暑厳しき折、ご自愛くださいませ。

 2012年9月13日 荻野洋子

2012年9月12日

Hello from England(イギリスからの便り)


皆さまごきげんいかがですか。今回の旅もそろそろ終わりに近づき、今は最後の滞在地、Ryeに来ております。3月にポタリーツアーで訪れたときにDerek Jarmanのフィッシャーマンコテージと庭を見に参りました。今回も海へ行く途中に立ち寄ってみました。3月に来た時は小さくて目立たなかった植物がこんなに大きくなっておりびっくり。今年のイギリスの夏は寒く雨が多かったと聞いていましたがもともと海辺の小石の浜で育った植物は元気なのですね。

このあたりは広大な野鳥の自然保護区です。海へ続く長い小石の浜に小さなコテージが点在していて独特の雰囲気がありますね。

2012年9月8日

Letter from England(イギリスからの便り)


皆さまご機嫌いかがですか?イギリスからお便りします。前回に引き続き旅で出会った素敵な人々を紹介します。

今回はコッツウォルズの小さな村Beckfordに住む日本人女性のささきひとみさんを訪ねました。
ひとみさんはMr. Partner(ミスターパートナー)という英国情報誌に毎月イラスト入りでイギリスのアンティークについての記事を書いていらっしゃいます。観光ルートに載っていないコッツウォルズの美しい村に家族で暮らすひとみさんが住む家(Dalton House)はたまたま私の友人の大叔母さんが102歳で亡くなるまで住んでいらした家でした。今はひとみさんたちに引き継がれ大切にされています。イギリスでは家は古ければ古いほど価値が出るのは住み手のHistoryをも大切に譲り受けていくからなのですね。

Dalton House の入り口。この家の初代の持ち主は大家族で住んでいた農家だったそうです。豊かな家だった名残りがそこここに見られました。

ひとみさんのキッチン。ジャンクスタイルの洋書から抜け出たような心憎い工夫と遊びいっぱいのキッチンでした。これからまだまだ変化の一途をたどるそうです。次回の訪問が楽しみです。

急に訪れたのに暖かいおもてなしをいただきありがとうございました。See you soon!

2012年9月5日

Letter from England (イギリスからの便り)



夏のイギリスでの毎週末の楽しみは何といってもCar Boots Sale(カーブーツセール)です。これは地元の人々が持ちよったものを安価に時には無料で交換をするフリマです。大きなカーブーツに出かけるとアンティークディーラーのような人たちも出店をしており時々珍しい掘り出しものに出会えます。目的は不要なものを必要な人へ手渡すというイギリス人らしい合理的な精神に基づいていますがそれだけでなく地域社会の人々の親睦を深める意味もあるようです。




日曜日のカーブーツでは地元のボランティアの人々がケーキやスコーンを作ってくれて安価にお茶を楽しむこともできます。

ハウス オブ ポタリーでも毎年春と秋にフリマを開催しています。次回は10月7日日曜日に行います。皆さまぜひご参加くださいませ。

2012年9月2日

Hello from England(イギリスからの便り)

皆さまこんにちは。 旅をしながらあちらこちらのカフェに立ち寄りホームメイドのケーキやスコーンをいただくことも旅の楽しみの一つですね。
写真のお店はコッツウォルズ地方で100年の歴史をもつティールームです。Cheltenham(チェルトナム)という街で休憩をしたときに訪れました。もともとは近くの村にあったベーカリーだったそうです。その当時からずっと作り続けているホールウィートのパンを始めバターたっぷりのクロワッサンなど美味しいブレッドを買いにくるお客様でにぎわっています。





私はクリームティーを注文しました。3段のケーキスタンドにのったスコーンはいつものイギリスのスコーンの半分のサイズでしたがホームメードのジャムとクリームをつけていただくとおなかいっぱいになりました。エレガントでクオリティの高いお仕事ぶりに老舗の風格を感じました。