2013年4月4日

Interior seminar (アンティークを使ったおもてなしのテーブル)

 毎年春から冬まで4回のコースでインテリア=暮らしにかかわるセミナーを開催しています。
今年の1回目はおもてなしがテーマでした。 おもてなしで一番大切なことは自分が楽しむということです。お招きする側がたのしんでいることがお客様に伝わり会話が弾みます。

大げさなことは全く必要がないのですね。


 イギリス人はよくお客様をお茶に招きます。定番のスコーンやサンドイッチはもちろん、ティーケーキと呼ばれる素朴なケーキも必ず登場します。写真は私が好きなケーキ、ビクトリアサンドイッチです。素朴なスポンジにジャムやフルーツを挟んだだけの簡単なものですが家によってスポンジの味や柔らかさが異なるのでいつもレシピをいただきます。これらのお菓子たちはおばあちゃん伝来の古いお皿に山盛りになって出されます。けちけちしないところがイギリス流ですね。
 イギリス人は本当によくお茶を飲みます。マイカップにたっぷりなみなみと注ぎミルクを入れたお茶は疲れたときには元気をもたらし、友人たちとの集いでは会話を和やかにしてくれます。 そしてお茶もけちけちせずたっぷりいただきます。

写真は三大銘茶、ダージリン、キーマン、ウバの茶葉です。当日銘茶の飲み比べをする予定でしたが私のおしゃべりが過ぎてすっかり出過ぎてしまいました。次回もう一度ちゃんと入れなおしますね。

参加してくださった皆さん。楽しい時間をありがとうございました。

次回のセミナーは6月29日土曜日を予定しています。
テーマは庭からの贈り物。
お庭でのセミナーになりますのでお楽しみに。

2013年4月 荻野洋子