2014年11月23日

N.G.S.JAPAN主催セミナーのご報告

 皆様ご機嫌いかがですか?鎌倉山は小春日和のさわやかなお天気です。

さて、昨日開催されたセミナーのご報告をいたします。N.G.S.JAPAN(ナショナルガーデンスキーム日本支部)主催のセミナーも今回で3回目になりました。

今回のテーマはウィリアムモリスの時代に生きた女性たち です。
ヴィクトリア時代はまだまだ女性に対して封建的でした。そのような時代に目的を持ちたくましく自立していた女性たちがおりました。
昨日も暖かく良いお天気でしたので前半はお庭でのレクチャーとなりました。

後半はぽタリーカフェに場所を移動してのレクチャーです。

現在の英国のガーデニングの基礎を作ったガートルードジェッキル。 ピーターラビットの生みの親、ヴィアトリクスポター。
ミナックシアターを作ったロウィーナケイド。そして最後にウィリアムモリスの妻、ジェーンモリス。

セミナーのための準備に数ヶ月前から彼女たちのことを調べ始めひとりひとりの生き方のユニークさに私自身大変勇気をもらいました。

参加してくださった皆さんへ少しでもお伝え出来たら幸いです。

講義終了後は皆でカナッペをつまみながらの雑談。これもまた楽しい時間ですね。

ディップはポタリースタッフが早朝から準備してくれました。
いつもN.G.S.JAPANのセミナーでお手伝いしてくださる池田貴美子さんの差し入れのピクルスは絶品でした!

ハーブ研究家でいらっしゃるのでハーブビネガーがしっかり味に染み込みほかでは味わえない美味しさです。私たちも含めた参加者全員にレシピのプレゼントもしてくださいました。


 終了後に皆さんひとりひとりからコメントもいただきました。
ありがたく拝聴させていただき次回のセミナーへの参考にいたします。

ありがとうございました。
N.G.S.JAPAN日本支部代表の谷口多美江さん。来年の6月でオープンガーデンによるチャリティ活動も15年目を迎えるそうです。ひとりでこつこつ丁寧にお仕事をなさっています。

お庭はそこに暮らす人びとや友人たちが楽しめるもうひとつの部屋です。 イギリスのイエローブックに掲載されているお庭の中にはとても小さなものもございますが訪ねてみるとそこにいるだけで楽しくなる工夫がそこここにされていることに気づきます。

住まう人の暮らしの楽しさがお庭に現れているのですね。

日本では現在N.G.S.オープンガーデンに参加しているお庭は30ほどだといいます。チャリティとしてお庭を公開し皆様に楽しんでいただく試みはまだまだ日本には浸透しておりません。

谷口代表が諦めず継続して活動なさっている姿勢に脱帽です。
来年もポタリーではチャリティイベントを開催いたしますので皆様もどうぞご参加くださいませ。
最後におまけの写真。

池田さんのピクルス。
いただいたレシピで早速作ってみるつもりです。

冷蔵庫に保存しておけば1週間くらいは大丈夫。

ポタリースタッフの小さな心くばり。

カトラリーやナプキンの使い方が素敵になりました。
小さな工夫がわくわく感を誘います。

豊かさの基本はお金では買えないものですね。