2015年1月31日

ライフスタイルセミナー(冬の暮らし)



 

皆様ご機嫌いかがですか?
昨日に引き続きティータイムのお話です。

写真(上)はイギリスの一般的なティールームでお茶を頼んだ時の様子です。昔はPot of Teaが200円ほどでしたが
昨今の消費税の値上がりにより物価がすべて上がりました。そうは言っても3杯はいただけるほどの量のPot of Tea にたっぷりのミルクとお代わり用のHot Water Jug付で400円くらいです。
一杯のお茶が豊かに飲めるのは幸せなことですね。

写真(下)はお茶にスコーンのセット、クリームティーセットです。お茶の量はもとよりスコーンも大きくクリーム&ジャムもたっぷり出てきます。イギリスの豊かさは食べ物の量からも感じられます。

さて、2月7日土曜日に開催予定のライフスタイルセミナーではティーインストラクターの奥川伊津子さんと荻野洋子とのコラボレーションをいたします。奥川さんにお茶の入れ方、いただき方などを教授していただきます。現在ほぼ満席となりましたがまだ1,2席の余裕がございます。めったにない機会なのでたくさんの方のご参加を願っています。

お問い合わせはハウス オブ ポタリー(0467-32-0109)までお願いいたします。


2015年1月30日

Tea time (お茶の時間)

 皆様ご機嫌いかがですか?
寒い1日ですね。こんな日はストーブの前でぬくぬく過ごしたいものです。

私は紅茶好きなので一日に何回もお茶をいただきます。いつもミルクティーにするので茶葉は濃い目に出るディンブラを愛用しています。
スリランカ産のディンブラはどれほどストロングに入れても苦味が残らず紅茶らしい風味が日本人好みなのかとても人気があります。

ポタリーでは長年お付き合いいただいている国立の紅茶やさん、紅茶輔葉々屋さんのブランドを扱っています。


 美味しい紅茶を入れる秘訣は茶葉もミルクもお湯もけちけちしないことだと英文学者の出口保夫先生はよくおっしゃいます。

先生がおっしゃるようにたっぷりのお湯でポットやカップを温めてから紅茶を入れるとお茶もふくふくとした良い香りでできあがります。

ミルクを加えたときの色がとろりとした濃い目のベージュだと一番美味しいですね。

そしてミルクは決して温めないことです。ときどき外で紅茶を頼むと気を利かせてミルクを温めてくれますがこれは紅茶の味を台無しにするのでいけません。
写真のティーストレイナーは私が長年愛用しているものです。購入したときにすでに銀メッキがはがれかけていましたがその後使いすぎてすっかり下地が出てしまいました。

素朴が風合いが気に入っておりお茶のときは必ず登場します。

一人のティータイムでも丁寧に支度をすると豊かな気持ちになりますね。


2015年1月29日

Children's pots (子供の食器) 

皆様ご機嫌いかがですか?

1月ももう終わり。2月、3月は何かと行事の多い月です。2月に入るとお雛様を出す準備をします。お雛さまとともに子供の食器も登場です。

今週のポタリーディスプレイは子供の食器がメインです。

何度かブログでもご紹介しましたがRoyal Doulton(ロイヤルドルトン)社の子供の絵皿はマザーグースが題材です。手前の子供のポットはピーターラビットのお話シリーズ。

キャラクターものなのに大人っぽくて子供だけでなく大人も十分楽しめます。


中央のマグはHorlicks(ホーリックス)という麦芽飲料のキャラクターマグ。良く見るともち手が耳の形をしています。 

ホーリックスは夜寝る前に飲むと安眠できると言われておりナイトキャップをかぶったお人形の顔がキャラクターでした。

このマグもその頃の名残です。

同じくRoyal Doulton社のBunnykins(バニキンズ)シリーズ。 イギリスらしいウサギのキャラクターが様々な動作をしていて見ていて笑ってしまいます。

日本ではWedgewood(ウェッジウッド)社のピーターラビットの方が有名になりましたが、もしいずれかで見かけたらこちらもお勧めです。

私も高校生のころ自分専用のマグはバニキンズを使っていましたがいつの間にか見かけなくなってしまいました。実家におきっぱなしにしておいて割れてしまい母が処分してしまったのでしょう。残念なことをしたと後悔しています。

2015年1月28日

Valentine Cake (バレンタインケーキ)

 皆様ご機嫌いかがですか?

今日はバレンタインに向けてポタリーのオリジナルチョコレートケーキのお知らせです。

お茶の時間にちょうどふたりで食べきれるサイズです。
2月4日より14日バレンタイン当日まで店頭にて販売いたします。

ご予約も承ります!

Price: \648 (税込み)



甘さ控えめなパウンドケーキ。
冷蔵で1週間は保存可能です。

可愛いラッピングにてお出しします。

イギリスでは バレンタインデイは男性から女性へお花を贈る日。 花束を持った男性たちの姿は微笑ましいものですね。

日本ではいまだに女性から男性へチョコレートを贈っています。。。


こちらも同時に販売します。

ウサギのクッキー詰め合わせです。

Price:\648

こちらも一度のティータイムで食べきれる量です。






2015年1月27日

Interior Report in January (インテリアレポート)

 皆様ご機嫌いかがですか?

イギリスを訪れるたびに感じる豊かさと奥行きのあるライフスタイルを皆様へお伝えしたいと思い今月からインテリアレポートを綴ることにしました。

豊かな暮らしとは贅沢にお金を使うことではなく日々の生活への工夫やモノへの感動から生まれます。

これからご紹介する家やそこに暮らす人々のスタイルから何か小さな気付きができれば幸いに思います。

1月はEast Sussex (東部サセックス州)のRye(ライ)に住むMrs. Ann Lingard(アン)の家をご紹介します。

http://www.pottery.co.jp/interior%20report/interior%20report%20top%20page.html

2015年1月25日

パステル画教室のご報告

 皆様ご機嫌いかがですか?

今年最初のパステル画教室を開催しました。新しいお仲間も加わりにぎやかで楽しい時間をすごしました。

白鳥先生の教室の良いところは自由な発想を大切にしてくれるところです。皆さんのびのびと描かれています。
私の今年の目標は正確なデッサンができるように基礎力の強化を目指します。

夏の終わりか秋口に皆さんの作品展をポタリーでいたします。それも目標です。




パステルを手に持ったときの角度で様々なラインが引けます。お茶濃しで削りパウダーにしてから指で伸ばすとほんわかした色合いが現れるなど同じ色でも違う表情がでるので面白いですね。

以下に皆さんの作品を紹介します。
原画は写真とは比較にならないほど素敵です。

今年から参加してくださった中村章子さんの作品。ガラスの花瓶に入ったスプレー菊を描かれたけれど春の鎌倉山のような桜色の暖かい絵です。
 ガラスのものが順番に並ぶ絵を描かれたのは富士さん。お好きなブルーが背景で素敵ですね。
ボトルが半分かけているところが富士さんらしくて面白いです。
大胆で力強い絵を描かれるのは本田純子さんです。
 前回も白鳥先生の横顔を強いラインで描かれており感心しました。
片山明子さんの作品です。
彼女らしい雰囲気のある絵になりました。


立石恵子さんの絵はいつも色合いが柔らかく優しいです。今回は静物を描きました。まだ花の部分が未完成だとおっしゃっていますのでまた次回加筆なさるかもしれません。
私が初めて描いた静物画です。
はじめはポットと注ぎ口やハンドルの割合が適当で奇妙な形でしたが白鳥先生からバランスの取り合いを教えていただきました。

見て描くことの難しさを体験しました。

次回のパステル画教室は4月18日土曜日に開催します。途中参加も大歓迎です。
お気軽にお問い合わせください。





2015年1月24日

グルメ便り

皆様こんにちは!

伊豆半島の入り口、真鶴は風光明媚で暖かい素敵なところですね。駅舎も何十年も同じ姿で佇み、鎌倉からほんの1時間ほどの距離なのになんだかすごく田舎へ来た(!)と感じられます。

真鶴で春からお庭づくりのお仕事が開始されるのでこれからもちょくちょく訪れることになりそうです。


 この町には昔ながらのレトロなお食事処があります。真鶴で出会った職人さんやお施主さんがみな口をそろえて美味しいという福浦食堂さんは真鶴駅の真ん前で長くお店を営んでいらっしゃいます。

お店の入り口の様子がレトロで鎌倉では見られなくなった昔ながらの素朴な温かさが感じられます。
内部もレトロ。昭和の頃の趣がまだまだ残っています。 お店はお昼時になると地元の職人さんたちで賑わい忙しそうです。
きちんと真面目にお仕事をなさってきた証です。

このようなお店が残っているところも真鶴らしいですね。


おまけの写真。

お勧めの鯵アジ定食。こんなにもりもりでしたが美味しくて残さずいただきました。


真鶴へいらしたらぜひいらしてみてください。


2015年1月22日

春一番に咲く花 (Snowdrop)

 皆様ご機嫌いかがですか?

1月のイギリスは暗くて寒いけれどいつの季節でも花は咲きます。

1月になると皆でスノードロップの花を観に出かけます。 以前は地元のローカルニュースでどこがオープンガーデンしているか教えてくれましたが近頃はインターネットでエリアごとに開花時期や場所が調べられます。

写真はコッツウォルズの中心のCirencester近くのマナーハウス。
ナショナルトラストが管理するお庭です。


広大な庭園の沢のようになっている場所にものすごく沢山咲いていました。イギリスにはこのような場所がたくさんあります。

こちらはナショナルトラストが管理していますが野性のスノードロップは夜が明ける前に摘み取られロンドンの花市場へ送られると聞いたことがあります。それを生業にしている女性たちのことをSnowdrop Sistersと呼ぶそうです。花嫁さんのブーケに欠かせないので丁寧に積んでいると話していました。

スノードロップの後はクロッカスと水仙の花が続き少しずつ春へ近づいていきます。


2015年1月21日

Coordination 44



SarahよりM&Sの春らしい色合いの丸首セーターとカーディガンが届きましたので、ご紹介します。


 寒色のブルーの丸首セーターは首まわりのあきも程よく、大人っぽくすっきりと着れます。
同じ寒色のカーディガンをあわせてもいいですね。
色味が違っても同じ彩度のものをあわせるとまとまりますね。













ちょっと春を先取りしたコーディネートもご紹介します。
 ピンクはちょっと~という方もあまり顔周りに他の色味を持ってこなければ、すっきり着こなせると思います。
 ボトムスにはホワイトのスカートやパンツがいいかと思います。

おすすめのコーディネーションです。




他にもたくさん届いていますので、お似合いの色を探しに是非いらしてください。

サイズも8、10、12と揃っています。

2015年1月20日

知永古美術館 藤沢

 皆様ご機嫌いかがですか?


藤沢にある小さな美術館、知永古美術館をご紹介いたします。

こちらのオーナーは古伊万里を始め江戸から明治期の版画など多種の日本美術品のコレクターです。また1階のギャラリーでは月ごとに様々な作家たちの展示会も開催しています。

今月はホークスみよし先生の絵画とお洋服の展示会です。


 ホークス先生がいらっしゃるとお聞きしランチをかねて伺いました。池田さんと松本典子さんにもお会いでき早速新年会となりました。

知永古美術館の素敵なことのひとつは美味しいお食事もいただけることです。


ホークス先生の作品のひとつ。
自然素材を使った上質な羽織物は着用すると身体にすんなりフィットします。お洋服は身体に合わせると表情が変わりますね。

今回もハスの花の作品が多数展示されています。




 昨年末にハウス オブ ポタリーで展示会をしてくださいました。ちょうと1ケ月ぶりの再会です。


こちらはおまけの写真。
今日のお昼メニューです。和食は食して楽しみ目でみて楽しむもの。美しい食器はお食事を一層引き立てますね。もちろんお味もすばらしかったです。

皆様もぜひお出かけくださいませ。

知永古美術館:

http://www.chieko-museum.com/

2015年1月19日

学芸大の家

皆様こんにちは。

少し前になりますが東京の目黒で築10年の住宅の改装工事をいたしました。学芸大の駅から徒歩3分の利便性の良い立地ですが1本路地を入っただけでとても閑静な住宅街になります。近くに広い公園もあるので子供を育てるには最適です。

前回はお施主様のご実家の改装工事をさせていただきました。今回は引き続き娘さん一家の住宅をリフォームいたしました。いつも楽しい仕事をさせていただきありがとうございます。

施工レポートはこちらよりご覧くださいませ。

http://www.pottery.co.jp/applications/House/AW's%20house%20gakugeidai/WA_house.htm

2015年1月18日

Blue Willow (ブルーウィロー)

 皆様ご機嫌いかがですか?

久しぶりにブルーウィローの食器がショップの前面テーブルに登場しました。
ブルー&ホワイトの柄は色だけ統一していれば柄違いでも違和感なくディスプレイできます。

清潔感のある藍色の食器は和食器とも相性が良いので不滅の人気を誇っています。

米国人作家でありガーデナーだったターシャチューダーのキッチンにも沢山飾られているのを見たことがあります。最近はNHKテレビ、マッサンでも食卓をにぎわしていますね。
ブルーウィローは19世紀の頃英国で盛んに作られました。西洋の人々の東洋への憧れから生まれたデザインですがこれには悲しいお話がモチーフになっています。ウィローというタイトルどおり中央に大きな柳の木、その横に2羽の鳥、橋の上に3人の中国人が描かれているのが一般的パターンですが時々ほんの少しだけ違うデザインものに出会います。デザインへのロイアリティーを支払わずに作られた海賊版です。

写真のウィローには中国人が2人しか描かれていません。正式なものではないので逆に珍しいレア品としてコレクターアイテムとなっています。

2015年1月17日

Teddy Bear (くまコレクション)

 皆様ご機嫌いかがですか?

昨日友人を伴って鎌倉浄明寺境内にあるカフェレストラン、石窯ガーデンテラスへお昼をいただきに参りました。

こちらには英国人ガーデナー、ニコラスレナハン氏がデザインしたお庭が併設しています。
春から夏はいつ訪ねても様々なお花が咲き乱れておりますが宿根草中心のイングリッシュガーデンゆえ、冬は静かなものです。
ポタリーガーデンと同じ、スノードロップがひっそり顔を出していました。
春一番にお庭に登場する花です。

 さて、今回訪ねた本来の目的は写真のテディベアをお届けすることでした。ガーデンテラスのオーナーの甲賀さんはテディベアのコレクターです。レストランの一部をテディベアルームにしたいとの相談を受けポタリーもほんの少しお手伝いをいたしました。

この子たちに友人の富士さんが手編みのセーターを編んでくれました。セーターを着たとたんにくまたちの表情が嬉しそうに見えるのは気のせいでしょうか。
甲賀さんのコレクションのひとつ。ミルクピッチャーより小さなくまたち。表情豊かで笑ってしまいました。

他にも沢山のベアが皆様をお待ちしています。
ぜひ訪ねてご覧になってくださいませ。