2016年11月11日

Letter from England (Towns) 町の景色②

 皆様ご機嫌いかがですか?

ロンドンから車で2時間ほどでRye(ライ)の町に到着します。先日ご紹介したLewes(ルイス)と同様に大陸に近く港を持っていたので中世の頃は商業の町として栄えました。特にお酒など密輸品を運び込む商人でにぎわったと聞きます。写真(下)のマーメイドストリート界隈は密輸商人が行き来したそうです。

この町は中世以後時間が止まってしまったようです。
家々はひっそりとその面影を残したまま私たち訪問客に歴史を伝えています。


古い家に暮らす。とても不便のように思われますが内部はすっかり近代的にリフォームされており生活は快適です。もちろん壁が曲がっていたり床がまっすぐでないことはあるけれどそれらも歴史の一部として受け入れられています。

ハイストリートにあるデリのお店。
地元のファーマーたちが作ったチーズなどデイリー食品からハムやペストリーなどおいしそうなものがいっぱいです。
イートインもできるのでライにいらしたらぜひお訪ねください。
 町全体がアンティークなのでアンティークやさんもたくさんあります。
ここはヤードのようになっておりたくさんのアンティークディーラーたちが集まっています。
一度に多くの種類が見られるのでこちらもお薦めです。

街角でお話をしているカップル。
何気ないのですが男性が大きなお花のブーケを抱えており絵になりました。
普段の暮らしに花が加わると何やらドラマができますね。
昔はここまで海が届いていたのですが今は3マイル程後退してしまいました。
海は運河で町までつながっています。

夏は大陸から様々な国旗を掲げたボートがずらりと並びとても国際的になります。

小さな中世のInternational Town。
ライをぜひお訪ねください。