2017年6月12日

Language of flowers (雄弁な夏の花たち)

 皆様ご機嫌いかがですか?
夏になると色鮮やな丈の長い花々が登場します。ガイラルディア(和名テンニンギク)は日当たりの良い場所を好む多年草です。同じファミリーで一重のモノ、房咲きするものなど数多くありますが近頃とても気に行っているのはこの(写真左)の八重咲きの種類です。
一昨年前に真鶴の友人のお庭に植えたところ場所が良かったお蔭で冬の間も旺盛に咲き続けてくれました。さすがに翌年の夏にはボサボサになったため切ってしまいましたが今考えると冬の間に株分けをすればよかったと後悔しています。

ガイラルディアの花言葉: 明るい人  そのとおりですね~。

 ロータスブラックムーニー。
ライムグリーンのさわやかな葉に黒の小さな花が付きます。植物というより動物に近い可愛さがありますね。
寒さに弱いので冬越えさせるには鉢植えをお薦めします。

 夏の花のなかでもひときわ目をひくジニア。
和名は百日草です。原種のヒャクニチソウは原色にちかい激しい色をしているけれど最近は八重の園芸種がたくさん出てきて飽きさせません。

私が特に大好きなのはジニアライム(写真左)です。
花を植えるとき色合いはとても大切です。ライムグリーンのジニアの足元にブラックムーニーを入れるとシックになりますが、同色のグリーン系イエローのペチュニアと組み合わせるとエレガントに。

ジニアの花言葉:幸せ 友を想う心

 ペチュニアは毎年様々な色が登場するようになりました。こちらのシルバー色のペチュニアと白い八重咲きのユーフォルビアの組み合わせはふわふわした夢の饗宴になりそうです。

花を植えるとき一番気配りをするのは配色です。
同系色のトーンで決めた植え込みに全く違う補色の花を少し入れるなど、絵を描くように色の配置を考えて植え込んでいきます。
花の色は同色でも発色が異なるので微妙なグラデーションができあがりそれも楽しさの一因です。